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裏窓(1)

この四月で四十一歳になる田原正二は、警備保障会社でガードマンのアルバイトをしている。出勤日数は月に十日から十五日程度。月給は手取りで十万円ほどだが、家族のいない田原はこの少ない給料で気楽な独身生活を送っている。
この日、夜勤を終えた田原は朝の十時過ぎに自宅に戻った。田原は築四十年の木造モルタル造りの古びたアパートに暮らしている。このアパートの三階にある三〇二号室が田原の狭い城だった。
ヤニの臭いがこびり付く薄暗い部屋に戻った田原は、夜勤で冷え切った身体を温めるために風呂を沸かした。風呂が沸くまでの間、田原は年代物の石油ストーブの前で煙草を吹かしていたが、おもむろにズボンのファスナーをずり下ろすと、黄ばんだブリーフから男根を取り出した。

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田原は四十歳を超えた現在でも毎日のオナニーが欠かせない。田原は自分でも病気ではないかと思うほど異常に性欲が強かった。街でタイプの女とすれ違ったり、テレビで好きな女優を見たりするだけで卑猥な妄想で頭が一杯になり、股間が荒々しく勃起して、ザーメンを噴射しないことには気が狂いそうになるのだ。仕事が休みの日に飯も食わずに朝から晩までアダルトビデオを見続け、十回以上センズリをかいたこともあった。
この日、田原はアダルトビデオを見る代わりに8mmのビデオカメラの電源を入れた。このビデカメラは一カ月前に質屋で格安で手に入れたものだ。時代遅れの代物で、画質や性能は今のデジタルカメラとは比べものにならないが、田原は安い値段と三十倍というズーム機能が気に入って購入したのだ。

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田原が住むアパートから十軒近い一戸建て住宅を挟んで五階建ての鉄筋マンションが建っている。このマンションの三階の一室に田原の好みの色気のある人妻が住んでいる。煙草を買いに行ったとき、コンビニでこの人妻を見かけた田原は後をつけ、住んでいるマンションと部屋を確認したのだ。そしてこの人妻の私生活を盗撮するために田原はビデオカメラを購入したというわけだ。
このアイデアは大正解だった。人妻の部屋のベランダと田原の部屋のベランダは向かい合う間取りになっているが、その間には五十メートル以上の距離がある。だが三十倍のズーム機能を使えば、人妻はすぐそこにいるような大きさで撮影することができるのだ。
人妻は夜の女かと思うほどの厚化粧で、いかにも男好きのするこってりとした色気があった。ベランダにはその派手な容姿そのままに、黒や赤といったケバケバしい下着が干されている。その下着を見るだけで田原はセンズリをかくことができた。
ビデオカメラを覗き込むと、台所で電話をしている人妻の姿が飛び込んでくる。ズーム機能を使うと、ストッキングの切り替えしや、赤いペディキュアまで確認することができる。田原は血走った目でファインダーを覗きながら、勃起した男根をしごき始めた。

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夫と子供を送り出し、家事も一段落がついた時、実家の母親から電話があった。今年で七十五才になる恵理子の母親は甲状腺を患っており、月に一度大学病院に通院している。電話は明後日がその通院日だから、病院に送って欲しいという内容だった。
電話を切ると、まるでそれを待っていたかのようにインターホンが鳴った。
「宅急便です」
その声に何の疑いもなく玄関を開けると、扉の向こうに鋭い果物ナイフを持った男が立っていた。
「ひ、ひぃっ!」
あまりの恐怖に声も出せない恵理子を部屋の中に押し返し、男は鉄製の重い扉を閉めた。
「静かにするんだ。声を出せば、どうなるか分かってるな!?」
男は果物ナイフを突き出しながら前に進んでくる。恵理子は何度も何度も頷きながら、後ろ向きに後退していく。尻に台所のテーブルが当たって、恵理子の逃げ場がなくなった。

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「な、何をするの!?」
男は右手に握ったナイフを恵理子の目の前に突き出しながら、左手で黒のタンクトップに包まれた乳房を鷲掴みにする。九十センチ以上はある豊満な乳房はどっしりとした重量感があり、それでいて溶けるような柔らかさだった。
「いい乳してるじぇねえか。旦那だけに揉ませておくのはもったいねえな」
男はいやらしい笑みを唇に浮かべながら、いやらしい手つきで乳房を揉み回していく。男の目的が分かった恵理子の厚化粧の顔に恐怖の色が滲んだ。
男の年齢は三十代後半から四十代前半。薄汚れた作業着姿で、短い髪を金髪に染めている。恵理子はこの男に全く見覚えがなかった。
「コンビニで一度見かけた時、助平そうな奥さんだなって思って後をつけたんだよ。それから奥さんのことを調べさせてもらったよ。あんたをレイプするためにな」
「!!!」
男はこの部屋に来た経緯を説明しながら、恐怖に怯える恵理子の身体を撫で回していく。ムッチリと脂が乗った太腿を撫で回し、白のスカートの裾を捲り上げる。すると太腿までのベージュ色のストッキングと薄紫色のショーツの下半身が露わになった。

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「なんだよ。ずいぶんと地味なパンティを穿いてるじゃねえか」
恵理子の身辺調査をしていた時、男はベランダの洗濯物もチェックしていた。黒や赤といった派手な下着に欲情していた男は、恵理子が穿いている地味な色のショーツに不満気だった。だが目を凝らして股間を凝視すると、薄紫のショーツに肉棒がうっすらと透けて見える。下着越しでもかなりのサイズだと分かる恵理子の巨根に男の鼻息は荒くなった。
「奥さん。乳だけじゃなくて、どうやらこっちもかなりの大きさのようだな」
男はニヤニヤと舌なめずりしながら、その部分に指先を伸ばしていく。
「あっ」
ショーツの盛り上がりに指先が触れた瞬間、恵理子は唇から昂ぶった声を洩らした。

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もしかすると俺は夢を見ているのか。田原は何度もそう思ったが、ビデオカメラのファインダーに写し出されているのは間違いなく現実の出来事だった。
田原はお気に入りの人妻の私生活を盗撮しながらセンズリをかこうとしていた。その時、人妻の部屋に訪問客があった。その訪問客はあろうことか果物ナイフを握っていて、人妻をレイプし始めたのだ。田原が目の前の現実を夢と疑うのも仕方がなかった。
もし田原がほんの少しでも正義感が持ち合わせていれば、匿名で警察に通報していたことだろう。だがアダルトビデオの中でもレイプ物のジャンルを好み、特に熟女と呼ばれる人妻が犯されるストーリーには目がない田原がそんな行動を起こすはずもなかった。

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田原のすぐ目の前で(正確には五十メートル以上離れているが)、お気に入りの人妻がレイプされている。人妻はストッキングで両手を縛られ、SM用のギャグボールで唇を塞がれた。強姦魔は抵抗できなくなった人妻を台所のテーブルの上に押し倒すと、ベージュのストッキングを穿いた両脚を左右に広げ、脂が乗った豊満な太腿に舌を這わせる。人妻は細い眉を吊り上げ、ギャグボールの穴から涎を垂れ流しにして悶えた。
「た、たまらねえっ」
田原は血走った目でファンインダーを覗き込み、衝撃映像を録画する。そしてそれまで経験したことのない硬さに勃起した股間の男根を激しくしごき始めた。

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[ 2013/03/14 21:39 ] 妄想小説 | TB(0) | CM(0)

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